川崎LC会員紹介

先輩からの教え「業即信仰」
　川崎LCに入会して、父とライオンズ仲間だった故菅沼Lに毎月の様に「美味しんぼ会」にお誘いを頂きました。美食、美酒を味わいながらのお話はとても楽しい時間で、菅沼Lにある時「人生で心に残る言葉」はとお聞きしたところ、菅沼Lが昔理容の修行していた「米倉」という理容室の旦那から聞いた聞いた話をしてくださいました。「或る日常連客である大谷竹次郎先生（歌舞伎・松竹創業者）の散髪の予約時間に旦那が遅れてしまった。旦那は信心深い母親から『毎月18日には浅草観音にお参りするように』と云われていたが、今日は寝坊して遅れてしまいましたと言い訳をして先生に謝ると、『信仰は勿論大切だが、それ以上に生業を大事に修行する事こそが、どんな信仰より大切だ』と諭された」ということです。この話は「米倉」顧客の松下幸之助先生の「業即信仰」講話として有名ですが、私なりに生業（事業）を大事にすることが、ライオンズの行動指針「We Serve」に繋がることであると思っております。